Maurice Lacroix(モーリス・ラクロア)は、1975年にスイスで誕生した比較的若い高級時計ブランドです。創業当初はドイツ市場向けの時計製造からスタートし、1980年代に自社ブランドとして独立。スイス・ジュラ山脈の麓、サンティミエに拠点を構え、「Follow your Convictions(信念に従え)」をブランド哲学に掲げています。伝統的な時計製造技術と大胆なデザインを融合させ、若い世代にも支持される新時代のラグジュアリーウォッチとして、独自の地位を築いています。
モーリス・ラクロアの歩みは、1975年にDesco von Schulthess社がブランドを立ち上げたことに始まります。当初は他社へのムーブメント供給を行っていましたが、1990年代に入ると自社の時計ブランドとしての確立に注力。2001年には自社製ムーブメント「ML106」を発表し、わずか数年で約10種類ものマニュファクチュールキャリバーを開発するなど、時計製造における技術的独立性を急速に高めていきました。
特に注目すべきは、2006年に発表された「マスターピース ルレーヴ」に搭載された独自のレトログラード機構や、マスターピース コレクションで披露された複雑機構の数々です。若いブランドながら、スイス時計製造の伝統を受け継ぎつつ、革新的な機械式時計を次々と世に送り出してきました。
現在のモーリス・ラクロアを象徴するフラッグシップコレクションがアイコンです。1990年代の名作「カリプソ」をルーツに2016年に登場し、6本のアームが特徴的なベゼル、一体型ブレスレットによるスポーティでエレガントなデザインが人気を博しています。クォーツモデルから自動巻き、オートマティック スケルトン、クロノグラフまで幅広く展開され、現代的ラグジュアリースポーツウォッチの新たな選択肢として高い評価を得ています。
ブランドの技術力を結集したハイエンドコレクションがマスターピースです。ムーンフェイズ、レトログラード、スケルトンなど複雑機構を搭載したモデルが揃い、伝統的な高級機械式時計の魅力を存分に味わえます。
クラシカルなラウンドケースが特徴のポントスは、ドレスからスポーツまで幅広いシーンに対応。クロノグラフやデイデイトなど、実用性と上品さを兼ね備えたモデルが揃います。
モーリス・ラクロアの最大の魅力は、スイス高級時計の品質とデザイン性を、比較的手の届きやすい価格帯で提供している点にあります。自社製ムーブメント開発の実績、独自のデザイン言語、そして伝統に縛られない自由な発想。老舗ブランドが持つ重厚さとは異なる、モダンで洗練されたラグジュアリーウォッチを求める時計愛好家にとって、非常に魅力的な選択肢といえます。特にアイコンシリーズは、同価格帯のスポーツウォッチの中でも独自の存在感を放っています。
モーリス・ラクロアは、初めての高級腕時計として本格的な機械式時計を求める方や、他の人と被らない個性的な自動巻きウォッチを探している方に特におすすめです。ビジネスシーンで品格を演出したいビジネスパーソンから、週末のカジュアルスタイルに映えるスポーティなラグジュアリーウォッチを求める方まで、幅広い層にフィットします。伝統と革新のバランスを楽しみたい、感度の高い時計愛好家にこそ選んでほしいブランドです。
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